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2025/06/25

商品券の古切手交換制度、あなたは知ってましたか?
「使い道に困っていた古い切手が、商品券に変わる?」
そんな一風変わった交換制度をご存じでしょうか?
実は一部の自治体や団体、ボランティア団体では、不要になった古切手を回収し、商品券などの金券に換える仕組みが存在しています。

◎古切手が"商品券のもと"になる仕組み

この制度は、主に福祉団体や支援NPOなどが導入しているもの。
個人や企業から寄付された未使用または使用済みの切手を回収し、業者へ売却。その収益をもとに商品券や日用品、医療支援などの支援物資へ換えるという流れです。

つまり、切手自体を商品券と交換してくれるのではなく、間接的に商品券化される仕組みです。
とはいえ、捨ててしまえばゼロになってしまう切手が、誰かの生活を支える商品券に生まれ変わるのは素敵な話ですよね。

◎どんな切手が対象になるの?

制度を運用している団体によって異なりますが、主に以下のような切手が対象になります。

・未使用の記念切手
・使用済みでも消印が綺麗なもの
・外国の切手や古い切手シートなども歓迎されることも

団体によっては、「台紙付きのまま」「正方形にカット」などのルールがあるため、事前に寄付先の公式サイトなどで確認することが重要です。

◎商品券になるまでの意外な流れ

市民から寄付として届く古切手を分類

専門業者や収集家へまとめて販売

売却益で商品券を購入

支援先(高齢者施設・児童施設・医療現場など)へ提供

特に、使用済み切手は海外のコレクターに人気があり、「1kg=数千円」の価格がつくことも。
そのため、大量の切手を集めることができれば、それだけ多くの商品券に換えられる可能性があるのです。

◆まとめ:古切手がつなぐ"支援"と"循環"

家の引き出しに眠っている古い切手。
それが、困っている誰かにとっての温かい商品券になる可能性があります。

「使い道がないから捨てよう」と思ったその前に、回収活動をしている団体を調べて寄付してみるのはいかがでしょうか?

あなたの1枚の切手が、誰かの明日を支えるきっかけになるかもしれません。