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2025/06/22

クレカ年会費の寄付機能、社会還元の最新潮流
近年、サステナビリティや社会貢献の意識が高まる中、クレジットカードの年会費が「寄付金」として活用される新しい仕組みが注目されています。
単なる支払いではなく、社会を良くする選択肢となる「寄付型年会費」。その最新動向をご紹介します。

◎年会費が"使われ方"で変わる時代に

従来、年会費はカード会社のサービス維持や特典原資として使われてきました。
しかし、最近では一部のカードで**「年会費の一部が指定団体に自動的に寄付される」**制度を導入。
例えば、環境保護団体、こども食堂、動物保護施設などがその対象です。

年会費を単なるコストと考えるのではなく、"社会貢献への投資"として選ぶ人が増えているのです。

◎具体的な仕組みと利用方法

この寄付型制度の仕組みはシンプル。
カード入会時やマイページで寄付先を選択するだけで、毎年の年会費の一部(例:1,000円/10%など)が自動的に指定団体へ送金されます。

カード会社によっては、「寄付先を複数から選べる」「マンスリーレポートで使途を確認できる」といった透明性の高い仕組みを提供しているところもあります。

◎社会貢献と"付加価値"を両立させる動き

この制度は単なる自己満足ではなく、企業とユーザーの価値観の共有としても機能します。
「自分の支払いが社会を少しでも良くするなら...」という気持ちが、長期利用やブランドロイヤルティにも繋がるのです。

また、最近では「カード保有者限定で寄付先の現場を訪問できる」「寄付実績に応じた特典がある」など、新しい特典設計も登場しています。

◆まとめ:クレカを"社会貢献のツール"にする時代へ

クレジットカードの年会費は、単なる「支出」ではなく、社会とのつながりを持つための"選択肢"になりつつあります。
今後は「ポイント還元」だけでなく、"社会還元"を評価軸にカードを選ぶ時代が来るかもしれません。

自分の価値観に合った寄付機能付きカードを選び、持つことそのものに意味のある1枚を選んでみてはいかがでしょうか?