NEWS

News

2025/06/15

クレカ払いを"家族で共有"する時代へ。分担型カードの活用法
家族の家計管理といえば「財布をひとつにする」スタイルが主流でしたが、
近年ではクレジットカードを家族で共有する"分担型"の運用が注目されています。
単なる"家族カード"の枠を超えた、柔軟でスマートな支払い管理の方法をご紹介します。

◎分担型クレジットカードとは?

分担型とは、一つのメインカードに対して複数の利用者が紐づけられる仕組みのこと。
一般的な「家族カード」は本会員の利用枠を共有しますが、近年は個別の利用枠・通知設定・明細表示などが可能なタイプも登場しています。

たとえば、親が生活費を、子どもが学用品や交通費を、それぞれ自分のカードで支払いながら、請求はひとつにまとまる──
そんな合理的な管理スタイルが実現できるのです。

◎どんなメリットがあるの?

分担型カードを家族で使うと、以下のようなメリットがあります。

・【家計の見える化】
 支出項目が利用者ごとに把握できるため、どこで何に使われたかが一目瞭然。

・【ポイント集約でお得】
 家族全員の利用分がまとめてポイント加算され、還元率アップにもつながります。

・【カード発行のハードルが低い】
 高校生や大学生など、単独ではクレカが作れない家族でも発行可能です。

◎分担型カードの代表例と特徴

・楽天カード:家族カードに利用通知を設定可能。
・三井住友カード(NL):アプリで家族ごとの明細管理がしやすい。
・アメリカン・エキスプレス:家族カードでも保険や特典が本会員と同等レベル。

※カードによっては年会費がかかる場合もあるため、用途とコストのバランスを見極めることが大切です。

◎注意点と導入のコツ

分担型運用を始める前に押さえておきたいポイントはこちらです。

・【利用限度額の管理をしっかりと】
 無制限に使えると誤解されがちなので、事前にルールを家族内で共有しましょう。

・【家族のライフスタイルに合わせた発行枚数】
 すべての家族に発行する必要はありません。使う人・場面を明確にして導入を。

◆まとめ:クレジットカードは"家族の新しい財布"になる

お金の流れを透明にしながら、それぞれの自由も守れるのが分担型カードの魅力。
時代とともに、家計管理の方法も進化しています。
"現金で管理"から"家族でキャッシュレス共有"へ──
次世代のスマートな家族運営に、ぜひ取り入れてみてください。