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2025/05/07
- クレジットカードの裏面署名がないと起こるトラブル
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クレジットカードの裏面にある「署名欄」、あなたはしっかりサインしていますか?
実は、このサインをしていないことによって、思わぬトラブルに巻き込まれるケースが少なくありません。今回は、署名の重要性と、未記入で起こるリスクについて詳しく解説します。
◎署名がないクレジットカードは"無効"扱いになることも!
多くの人が見落としがちですが、カード裏面の署名欄は利用者の本人確認として非常に重要な役割を持っています。店舗での利用時、レシートにサインを求められた場合、この裏面署名と一致することが本人確認の証明になります。
つまり、署名がないと「本人確認ができない」と判断され、カードの利用を断られる可能性があるのです。
◎万が一、不正利用された場合の補償が受けられない!?
もっとも大きなトラブルは、不正利用に対する補償の問題です。カード会社の多くは「裏面に署名がないカードは無効」と定めており、盗難・紛失による不正利用があっても補償対象外となることがあります。
例えば、財布を落として誰かにカードを使われてしまった場合、署名があれば「他人が使った」と証明しやすく、被害補償が適用されることが多いです。しかし署名がない場合は、「本人が無断で貸したのでは?」と疑われ、補償が認められないこともあるのです。
◎ネット決済でも署名の有無が問われる可能性あり
オンライン決済だからといって油断は禁物。最近では不正利用防止の観点から、カードの画像送信による本人確認を求められる場面もあり、署名がないとそこで問題になることもあります。
「オンラインだから関係ない」と思っていると、思わぬ取引停止や本人確認手続きの遅延につながることがあるのです。
◎署名の書き方と注意点
署名欄には、クレジットカードの名義人と同じ氏名を筆記体・漢字・ひらがななどで記入するのが基本です。油性ボールペンなど、消えにくい筆記具を使用し、他人が改ざんできないようにしておきましょう。
一度署名したら、修正は不可とされるカードもあるため、慎重に記入することが大切です。
◆まとめ:署名は「身を守る最後の防壁」
カード裏面の署名は、単なるマナーではなく、利用者の安全と信用を守る大切なルールです。万が一に備えて、今すぐあなたのクレジットカードの裏面を確認してみましょう。
署名ひとつで、大きなトラブルを未然に防げるかもしれません。