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2025/03/08
- クレジットカードの締め日・支払日の活用術
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クレジットカードは便利な決済手段として広く利用されていますが、意外と見落とされがちなのが「締め日」と「支払日」の活用法です。この2つのタイミングをしっかり把握して活用することで、家計管理がスムーズになり、さらにはポイント還元の効率アップも期待できます。今回は、クレジットカードの締め日・支払日をどのように活用すればいいのか、その具体的な方法をご紹介します。
■締め日・支払日とは?まず基本を押さえよう
クレジットカードの締め日とは、一定期間内の利用金額を確定するための区切りの日です。この日までに利用した分が「〇月分の請求」として計算されます。そして、支払日はその利用分の代金を実際に返済する日を指します。例えば、締め日が毎月15日で支払日が翌月10日であれば、1月16日から2月15日までの利用額が、3月10日に支払われるという流れです。
■締め日を意識することで得られるメリット
締め日を上手に利用することで、実質的に支払いのタイミングをコントロールできます。たとえば、月の後半に大きな買い物を計画すると、実際の支払いは翌々月になることが多いため、余裕を持った支払いスケジュールが立てやすくなります。これにより、月初に予期せぬ出費があっても、締め日を調整することで次の請求分に回し、計画的に返済を進めることができます。
■支払日を活用してポイントを効率よく貯める
多くのクレジットカードでは、利用金額に応じたポイントが付与されます。このポイントを効率よく貯めるには、支払日を基準にした月ごとの支出計画を立てると良いでしょう。たとえば、月初に支払うべき固定費(光熱費や通信費)をクレジットカード払いにまとめることで、締め日と支払日を意識しながら、毎月確実にポイントを積み上げていくことが可能です。
■月ごとの支出管理が楽になる
締め日と支払日を把握することで、家計簿管理もシンプルになります。特に複数のクレジットカードを使い分けている場合、それぞれの締め日をカレンダーに記載しておくと、各カードの利用状況が一目で分かり、無駄遣いを防ぐことができます。また、支払日を統一するか、または分散して設定することで、月の資金繰りも楽になります。
■まとめ
クレジットカードの締め日と支払日は、ただ請求書を見るだけのタイミングではありません。この2つを意識して活用することで、支払いスケジュールの調整、ポイントの効率的な取得、家計管理のスムーズ化といった多くのメリットを享受できます。カードの利用明細をチェックする際には、ぜひ締め日と支払日を活用する計画的なクレジットカードライフを目指してみてください。