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2025/02/06
- クレジットカードのショッピング保険、本当に必要?
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クレジットカードには、さまざまな付帯サービスが用意されています。その中でも「ショッピング保険」は、一部のカードで提供される特典として知られていますが、「本当に必要なの?」と疑問に感じる方も少なくありません。この保険の内容やメリット、注意点を知ることで、自分にとって必要なサービスなのか判断できるようになります。
■ショッピング保険ってどんな保険?
ショッピング保険(または「動産総合保険」)は、クレジットカードで購入した商品が破損したり盗難に遭ったりした際に、一定の補償が受けられる保険のことです。通常、商品を購入後一定期間(例えば90日間)を対象に、補償金が支払われる仕組みとなっています。
たとえば、高価な電子機器や貴金属を購入した直後に不慮の事故で壊してしまった場合、その修理代や再購入費用の一部が補償されることがあります。
■必要性を考えるための3つのポイント
・購入頻度と購入金額
ショッピング保険は主に高額商品を対象としている場合が多いです。日常的に大きな買い物をしない方には、保険のメリットを実感しづらいかもしれません。一方で、数万円以上する家電製品やブランド品を頻繁に購入する方にとっては、万が一の際に大きな安心材料となります。
・既存の保険や補償との重複
すでに個人で物品保険や家財保険に加入している場合、ショッピング保険が不要になることもあります。あるいは、店舗の延長保証サービスを利用していれば、ショッピング保険のカバー範囲が限定的に感じるかもしれません。
・カードの年会費や特典全体との比較
ショッピング保険は無料の付帯サービスであることが一般的ですが、プレミアムカードでは年会費の高さに見合うだけの特典かどうかを考える必要があります。他の特典(旅行保険、ポイント還元率、空港ラウンジ利用など)とバランスを見ながら、ショッピング保険が付いていることの価値を判断しましょう。
■ショッピング保険が役立つシーン
たとえば、海外旅行先でお土産用に買ったブランドバッグが不運にも破損してしまった場合。高額な修理費用を自己負担するより、ショッピング保険で補償が受けられると、家計への負担を軽減できます。また、子どもが間違って新しいテレビを壊してしまったようなケースでも、保険があれば慌てることなく対応できます。
■まとめ
ショッピング保険が本当に必要かどうかは、あなたのライフスタイルや保険への期待値次第です。日常的に高価な買い物をする方や、不測の事態に備えたい方には心強いサービスと言えます。一方、日々の買い物が少額であったり、他の保険でカバーできている場合は必ずしも必須ではないかもしれません。自分の利用頻度やリスクに合ったクレジットカードを選ぶことで、より安心で便利なショッピング体験を楽しむことができるでしょう。