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2024/11/15
- クレジットカードのリボ払いの仕組みと賢い利用法
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クレジットカードのリボ払いは、使い方次第で便利に活用できる反面、誤った理解や過剰利用によって予期せぬ高額な利息負担を招くこともあります。リボ払いの仕組みをしっかり理解し、賢く使うためのポイントを押さえましょう。
■リボ払いの仕組みとは?
リボ払い(リボルビング払い)は、毎月の支払い金額を一定にすることで、買い物やキャッシングで発生した支払い額が増減しても、毎月の返済額が変わらない支払い方法です。通常、分割払いとは異なり、どれだけ使っても毎月の支払いがあらかじめ決めた一定金額に設定されます。そのため、今月の出費が多くなっても、月々の返済額を抑えたいというニーズに応えられる柔軟な仕組みです。
リボ払いでは、あらかじめ設定された「月々の支払い額」に応じて、利用残高が減少していきます。しかし、残高が減るに従って元金部分が少なくなり、返済の大部分が利息に充てられることが多いため、利用残高が大きいままでは返済がなかなか進まないことがあります。
■リボ払いのメリットとデメリット
メリット:
月々の支払い額が一定 - 毎月の返済額が定額であるため、急な出費が多い月でも家計の支出を予測しやすく、管理がしやすいです。
計画的な利用が可能 - 支払い額を一定にできることで、毎月の支出をコントロールしやすくなり、支出管理が向上します。
デメリット:
利息が高くつく - リボ払いは、利用残高に対して利息がかかり続けるため、長期間返済を続けると利息が増大し、総返済額が多くなるリスクがあります。
返済期間が長くなる可能性 - 支払額が一定で元金がなかなか減らないため、残高がある限り返済が長引き、負担が増えることがあります。
■賢いリボ払いの利用法
利用額を抑える - リボ払いは返済が長期化しやすい仕組みなので、できる限り少額で利用し、計画的に返済できる範囲で使用しましょう。
繰上返済を活用する - 毎月の定額返済だけではなく、ボーナス月や余裕のある月には繰上返済を行うことで、元金が早く減り、利息を抑えられます。多くのカード会社では、会員サイトやATMから簡単に繰上返済が可能です。
支払い金額の上限設定を見直す - リボ払いの支払額を最低額ではなく、やや高めに設定することで、元金の減少が早まり、利息負担を軽減できます。
■まとめ
リボ払いは上手に利用すれば便利な支払い方法ですが、利息負担を理解し、計画的な利用が必要です。月々の支払い額が少なくても、こまめな繰上返済や設定の見直しを行うことで、負担を軽減しながらクレジットカードを賢く活用できるでしょう。