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2024/10/19

クレジットカードのリボ払い、知っておくべき注意点
リボ払いは、クレジットカードの利用額を毎月一定額で支払う仕組みです。一見、毎月の支払いが安定しているため、使いすぎを抑えられるように思えますが、実は注意が必要な点がいくつかあります。リボ払いのメリットとデメリットを理解し、賢く利用するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. 利息が高くつく
リボ払いの最大の注意点は、利息の高さです。利用金額全体ではなく、毎月の残高に対して利息がかかるため、完済までに多額の利息を支払うことになるケースが多いです。一般的なリボ払いの利率は15%から18%で設定されており、支払い期間が長引けば長引くほど、その利息も膨れ上がります。特に少額ずつしか返済していないと、元金がなかなか減らず、結果として多額の支払いを強いられることになります。

2. 残高管理が難しい
リボ払いは、毎月の支払額が一定であるため、実際にどれくらいの残高が残っているのかを把握しにくいというデメリットもあります。支払いが一定額に固定されることで安心感が生まれる反面、利用額が積み重なって残高が増えていることに気づきにくくなるのです。そのため、定期的にクレジットカードの明細を確認し、利用残高をきちんと把握しておくことが重要です。

3. 支払総額が増えるリスク
リボ払いの便利さに依存してしまうと、気づかないうちに利用額が増加し、支払総額が膨大になる危険性があります。最初は少額の利用だったとしても、毎月の支払いが一定であるため、利用を重ねても「まだ支払えている」と錯覚しがちです。しかし、その結果として、元金が減らないまま利息が増え続け、予想以上に多くの金額を支払う羽目になることがあるのです。

4. 利用状況を定期的に見直すことが重要
リボ払いを利用する場合は、計画的に返済を行うことが大切です。可能であれば、ボーナスなどのまとまった収入があるタイミングで繰り上げ返済を行い、元金を早めに減らすようにしましょう。また、リボ払いの設定をこまめに見直し、返済額を引き上げることで、長期間の返済による利息の負担を軽減することができます。

■まとめ
リボ払いは、毎月の支払額を一定にすることで家計管理をしやすくする便利なサービスです。しかし、高額な利息や残高管理の難しさなど、デメリットをしっかり理解した上で利用することが重要です。計画的な返済と、定期的な利用状況の確認を怠らないようにして、無理なくクレジットカードを活用しましょう。